本日は「水族館」ブログ第2弾。今回紹介する「ぎょぎょランド」は、著者が知る水族館の中でも、トップ5に入る施設だ。では、早速紹介していこう。
淡水魚水族館「ぎょぎょランド」とは?
所在地は、愛知県豊川市。
東三川を代表する「豊川水系」に生息する淡水魚を展示している。
ここの展示の面白さは「川の流れを感じる」展示にある。
入館すると、豊川水系の下流域から展示が始まる。
そこから徐々に中流域、上流域と展示が移り変わっていくのだ。
まるで、豊川の下流から上流へ遡っているような感覚になる。
他にも、東三川の里山や湖沼に生息する生き物も、魚に限らず展示している。
さらに、世界の淡水魚も展示している。
これだけ盛りだくさんの展示で、入館料なんと無料である。
大事なことなのでもう一度言う。入館料無料である。
では早速、館内の様子を紹介していこう。
豊川水系下流部水槽
まずは、下流部水槽から見ていこう。
真鯉、錦鯉、鮒、ソウギョ水槽。初めから巨大魚が大水槽でお出迎えだ。
ご覧の通りの密集度。圧巻だ。
真鯉、ソウギョに至ってはメーター級の個体が悠々と泳いでいる。
著者の横で、子供が食い入るように魚を眺めていた。
水槽手前にある「さかなのおはなし」ボタンを押すと、その水槽の解説が流れる手の込み様だ。割と釣り人にも為になるお話なので、ぜひ聞いてみることをオススメする。
次の水槽はティラピア水槽だ。愛知と言ったらティラピアだ。
名古屋には、一部コアなアングラーはご存知の有名な荒子川がある。
荒子川は温排水が流れ、一年中水温が高い川として有名。
そこに、本来熱帯魚であるティラピアが生息しているのだ。
著者も、一度は荒子川でティラピア釣りに興じたいと思っている。
ここで飼育している個体は、非常に大型で見応えがあった。
このサイズを、野生でも釣りたいものである。
このティラピア水槽で、混泳されている一匹の魚がいた。
それが、彼である。ナマズだ。
何があった!息も絶え絶えじゃないか!
明らかに弱っている。
アクリル水槽越しに「ゼーゼー」と荒い息遣いが聞こえてきそうだ。
ティラピアと混泳されているためか、なにかこう「外来魚問題の縮図」を見ているようで、何とも言えない気分になった。
彼には頑張って強く生きてもらいたいものである。
豊川水系中流部水槽
次は、中流部水槽を見ていこう。
ここからが著者が一番好きな水槽。
いつも遊んでくれる、馴染みの深い魚たちが展示されている。
ニゴイとウグイ、ニホンウナギの混泳水槽。
ここの見所は、大ウグイだ。
今まで釣ったことのない、ランカーサイズのウグイが悠々と泳ぐ。
大きいものは、45cm以上あるだろうか。よく肥えていて、ニゴイと混泳していても引けを取らない。と言うか、ここのニゴイが少し小ぶりな個体が多い気がする。
エサをウグイに取られているのであろうか。
次の水槽は鮒とオイカワ。
立派な鮒だ。群れで固まって、底でじっとしている。
同じところで鮒が数釣れるのは、こういう原理かと理解できる。
やはり水族館は勉強になる。
オイカワは、時期的なものか?婚姻色が出ているものはいなかった。
しかし、それでもオイカワは美しい。
これからの時期、旬を迎える魚だ。
冬のオイカワ釣りは試したことがないので、今季がチャンスか。
中流域最後はカワムツ水槽。
ハシゴのレイアウトが面白い。
高速で泳ぐため、一番撮影が難しいい魚だった。ぶれていて申し訳ない。
豊川水系上流部水槽
最後は豊川水系上流域。
渓流釣りがお好きな方にはたまらないゾーンだ。
鱒類等の混泳水槽。
清流をイメージする為に、レイアウトが非常に凝っている。
滝壺もあり、渓流のイメージをそのままに再現されている。
ちなみに、この水槽が一番大きく見ごたえがあるものになっている。
著者もあまりの美しさに、しばらく見入ってしまった。
里山、湖沼ゾーン
ここからは、小水槽で様々な日本の小魚を展示している。
こちらはまとめて紹介していく。
ハゼが可愛いね。もうすぐハゼシーズンオフ。いつまで釣れるかな?
おまけ 世界の熱帯魚ゾーン
一部だが、世界の熱帯魚も展示している。
こちらはとにかく巨大魚が多い。
特に淡水エイ・レッドテールキャット・コロソマは全てメータークラス。
見ごたえ抜群だ。
コロソマ良いよね。ザ・怪魚って感じ。
まとめ
こんな見ごたえがある水族館が、入館料なんと無料。
大事なことだからもう一度。無料なのだ。
ここは「ぎょぎょランド」だけではなく「赤塚山公園」として、様々な施設が存在する。
その全てが無料なのだ。
子供と一緒に、一日遊んでも楽しめると思う。
現に著者一家は、お弁当を持って開園から閉園まで遊んでいたことがある。
本当にオススメの公園なのだ。
以上!これにて閉園!
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