10月後半 ナマズ まだまだ釣れる!の巻

釣行記
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今まで釣行記は「釣りの雰囲気を感じてもらいたい。」と思い執筆していた。故に、専門用語の解説を、初心者向けの記事のように行っていなかった。過去の自分も、専門用語の多い雑誌やブログに「???」となったことを思い出した。今回から専門用語に細かく解説を入れていく。基本に立ち返り「釣りを始めたい方々に向けた記事」を執筆していきたい。

魚はいるのに釣れない理由

本日は、某小河川でニゴイング。

タックルは安定のいつものやつ。

河川に到着すると、著者驚愕。

水が少なく、浅いのだ。

シャロー(浅場)の面積が河川の70%程を占めている。

一部は川底が見えている。せせらぎ程度の場所まである。

ニゴイは居るか?いつものポイントを中心に探ってみる。

いた。ニゴイだ。数匹で小さな群れを形成している。

シャローにも数匹出ているが、残った若干のディープ(深場)周りに固まってじっとしている。

この状況のニゴイは、経験的に釣るのは厳しい。

シャローな上に、水がクリア。こちらからも、魚からもお互いがよく見えてしまう。

著者はゆっくり近づいたつもりだが、既に魚たちに警戒されている。

うーんどうしたものか。こんな時は、派手なルアーは使わない

著者はワーム+ジグヘッド一択だ。

2g、2インチ(5.08cm)のライトソルトワームを使用。

著者撮影 ライトソルトワーム

群れの周辺にキャスト。ボトム(川底)をゆっくりズル引する。

時折バンピング(ルアーで水底を叩くように誘うこと)を混ぜながら誘う。

群れから一瞬離れ、ルアーに興味を持つ個体が時々いる。

しかし、積極的にルアーを追わない。

予想通り厳しい戦いだ。頭に「ボウズ(魚が1匹も釣れないこと)」の3文字が浮かぶ。

ニゴイに見切りを付け、少ないディープに魚の影を追った。

ディープの支配者降臨

小河川内の、他のディープに釣り場を移す。

ボラの稚魚、またはウグイだろうか。河川内にベイト(大型魚が餌にする生物。主に小魚)が多く入ってきている。川底でキラキラと平打(体を左右に返しながら泳ぐ)している

このベイトを追って、大型魚も河川に流入しているはず。

フィッシュイータ(魚食魚)の活性も高いと思うのだが。

しばらく魚を探していると…いた!

ナマズだしかも2匹。悠々とこちらに向かって泳いでくる。

そして、デカイ!60cmは超えているだろう。

急いでワームを上流にキャスト。ナマズを迎え撃つ。

ほんの少し位置調整の為ズル引きし、バンピングで誘う。

急にナマズの泳ぎが加速する。

ワームを見つけ、捕食スイッチがオンになった様子。

まっすぐワームに向かい…

バフ!食った!

すかさず合わせを入れる。すると…重い!

この大きさのナマズはスタミナがある。

何度か空気を吸わせるも、中々弱らない。

このサイズにあまり時間をかけると、フック(針)の強度も心配だ。

シャローに引き寄せ、半ば強引にタモ入れする。

立派なナマズだ。

著者撮影 ワームガッツリ
著者撮影 64cmの良型

64cmの良型だった。沢山ベイトを捕食しているのだろう。腹部がパンパンだ。

なんとかボウズは免れた。ありがとうナマズ。遊んでくれて感謝に堪えない。

まとめ

魚が群れでいても、食い気がなければ釣ることはできない。

そんな場合は早々に見切りを付け、活性が高そうな魚を探すことをオススメする。

もしくは、河川がシャローであると分かった時点で、釣り場を変えるのも手だ。

「魚がいて」「釣りやすい場所」であれば、魚がヒットする可能性は当然高まる。

今日は既に10月後半だが、まだまだナマズの活性は高い。

天候が曇りだったため、十分にデイゲーム(日中の釣り)で釣ることができた。

※ナマズは夜行性。夜活性が上がる。しかし雨や曇りの日は、日中でも夜と勘違いし、活性が上がることがある。

もうすぐナマズもシーズンが終わる。

年末が近づいたと思う今日このごろである。

以上!これにて納竿!

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