釣具は消耗品である。価格が安いに越したことはない。そんな激安釣具を探し続ける旅の一端を、ブログに書き記しておこう。「のちの兵士の為に。」
釣具メーカーナイトアーミー
ここの所スプーンのロストが続き、スプーンウォレットの中身が寂しくなってきた。
筆者は、去年購入した「オルルド釣具マイクロスプーン5g」がお気に入り。
1個129円の激安スプーンだが、都市河川にて数々の獲物を仕留めてきた。
リピートしようと、購入ボタンをポチると…
「在庫なし」の表示が。
残念。コスパが良く、デザインも気に入っていたのに。
ほかのスプーンを探すこととなった。
しかし、筆者の求めるスプーンは、全長3.5~4cm程度。重量は5g。
値段も、1個130円程度が望ましい。
皆様からは「そんな条件のスプーンねえよ!」
とお叱りを受けるかも知れない。
しかし、既にオルルド釣具で甘い汁を吸ってしまった筆者は、もう高級スプーンに戻る事はできない。
永遠に激安スプーンを探し続ける宿命を帯びてしまったのだ。
しかし、筆者には秘策があった。
1社、救世主になり得る激安釣具メーカーが存在していたのだ。
秘密結社「オルルド釣具」と双璧をなす
「ナイトアーミー」という激安釣具メーカーだ。
激安釣具界のダブルドラゴンである。
まずは、その怪しすぎるネーミングセンス。
ナイト=夜 アーミー=軍隊
直訳すると「夜軍隊」となる。
なんと、釣具と何ら関係ないネーミングなのである。
しかも「軍隊」とは…
ますます高まる秘密結社感。
釣具のラインナップとしてはルアーが中心。特にスプーンの取り扱いが多い。
スプーンは1個100円程度と激安。中には100円を切るものもある。
一例を上げると
2.5gスプーン12個、タックルケース、ラインカッターが付いてなんと
990円である!
秘密結社でなければ実現できない値段設定だ。
過激な価格設定の裏で、ナイトなアーミーが暗躍しているかも知れない。
この秘密を知ってしまった以上、筆者もナイトなアーミーに消されるかもしれない。
ブログ更新が止まったら、察して欲しい。
筆者は激安釣具の闇に葬られたと。
ナイトアーミー5gインプレ
流石は秘密結社「ナイトアーミー」
筆者の希望するスプーンを簡単に発見した。
早速ポチる。
届いたものを確認して驚愕。
発送元は、なんと岐阜県!
絶対に海外だと思っていた。
国内の会社だったという意外感が、怪しさに拍車をかける。
今回購入したのは
ナイトアーミー 選べる重さのトラウトスプーン 5g 8g 14g 17g ルアーセット 本流 サクラマス イトウ ヒラメ 青物まで
商品名ながっ!
端的に言うと「スプーン5g」である。
価格はスプーンが10個入って
1290円!
安い!安すぎる!1個129円である。
しかし、問題は中身だ。確認していこう。
まずはタックルケース。
2~3インチのワームを収納するのに良さそう。嬉しいおまけ付きだ。
ケースを開けてまず目に入ったのがフック。
トラウトスプーンと表記されているのに、全てトレブルフック仕様。
流石はナイトアーミー。殺傷力重視のフック選びだ。
フォローをするとすれば、対象魚にヒラメ、青物も入っている。
海での使用も想定して、トレブルフックを採用したのだろう。
まあ筆者は音速で全てシングルフックに交換したが。
スプーンの全長4.5cm、重量は5g。
カラーは5種類。
- ブルー×ピンク
- グリーン×オレンジ
- イエロー×オレンジ
- ピンク×グリーン
- ブルー×グリーン
信頼と実績のブルピン。これは釣れるだろう。
珍しいカラーはグリーン×オレンジと、ピンク×グリーンか。
筆者は、ピンク×グリーンのスプーンを
「スプーン甘露寺」と名付けた。
まさか恋柱カラーがセットされていようとは…
日輪刀のように鍛え上げられたスプーンだったらどうしよう…
フッキングの瞬間、魚の首が飛んでしまいそうだ。
恐ろしいスプーンを手に入れてしまった。
流石は秘密結社ナイトアーミー。
サブカルチャーの流行も取り入れる貧欲さ。脱帽です。
全てのスプーンにラメ入り加工が施されている。
それが水中で反射し、フラッシング効果を生み出すとのこと。
確かに。蛍光灯の下でも加工部分が光り輝いている。
このスプーン5gにしては、細身のシルエットとなっている。
しかし、逆にこのシルエットがマッチザベイトになると思う。
形状のアピールポイントとして
「独自のS形曲面がユラユラ動きアピール力UP」らしい。
まあ、スプーンなんてよっぽどおかしな形でない限り、しっかり泳いでくれると思う。
まとめ
また、このスプーンで釣行記をアップしたい。
形状とフラッシング効果だけ見れば、多分釣れるスプーンだ。
先述したが、欲を言えばシングルフックが望ましい。
ナイトアーミーさん。よろしく頼む。
文句を言うと、ナイトなアーミーに闇に葬られてしまうので、この辺で終わろうと思う。
以上、これにて納竿!
コメント