皆様は「川サビキ」と言う仕掛けが存在していることをご存知だろうか。東海地方随一の魔界、釣り具のイシグロを筆者が徘徊してた際に発見したものだ。ネーミングだけで衝動買いしてしまったこの仕掛け。果たして清流の王妃オイカワは釣れたのか?結果は如何に。
「川サビキ」その秘密に迫る!
これが噂の「川サビキ」だ。
端的に説明すると
毛鉤と胴付仕掛けをミックスしたような商品だ。
厳密には毛鉤ではなく、秋田きつね針にアピール用のファイバーが付いている。
そしてこの商品の魅力は、ノベ竿、リール竿、どちらでも使用することができる。
せっかくなので、ルアータックルで釣ってみようと思う。
ちなみに、オモリを螺旋仕掛けに変えれば、餌釣りにも対応。
中々面白そうな仕掛けだ。
対象魚は、オイカワとカワムツ。
本当に釣れるのだろうか。疑心暗鬼ながらも好奇心に駆られ、釣行に出かけた。
「川サビキ」VS「清流の王妃オイカワ」
さて、早速釣行開始。
小川の瀬に「川サビキ」をキャスト!
…
…
…
釣れない。
毛鉤仕掛けの時は、入れ食いだったのに。
やはり、この仕掛けでオイカワを釣る事は無理なのか…
と、油断していると…
HIT!
オイカワのメスが釣れた。
突然のヒットでびっくりしたが、その後、もう1匹キャッチ。
何とか釣ることが出来て安心した。
超美麗!オスのオイカワをキャッチ!
入れ食いには程遠いが、ぼちぼちアタリがある。
仕掛けを投入すると、魚も興味は示しているが、口を使うまではしない。
再び油断していたその時…
HIT!
おっ!良い引き!
今日1の大きさ。
抜きあげてみると…
やった、オスのオイカワをキャッチ!
しっかり婚姻色が出ている。
追星もバッチリ。
美しくもカッコイイ個体だった。
筆者は、毎年婚姻色のオイカワを釣りたくて、この小川に通っている。
今年も出会うことができて満足だ。
まとめ
「川サビキ」は、いわゆる「初心者用のお手軽仕掛け」だと思う。
パッケージに「アウトドアのお供に」と書いている事からも分かるように
「キャンプのついでに、ちょっと釣りをしたいな。」なんて欲張りな願望を叶えてくれる商品だと思う。
しっかりとオイカワを釣りたいのであれば、延べ竿での餌釣りか、オランダ釣り、毛鉤仕掛けをおすすめする。
このような商品をきっかけに、釣りの裾野が広がって欲しいと切に願う。
ちなみに、今日のオイカワは塩焼きでいただいた。
初夏の味、堪能させてもらった。非常に美味しかった。
以上、これにて納竿!
コメント