今年も新居海釣公園にて、チンタ、ヘダイ、メジナ等が釣れ出したとの情報。去年、延べ竿でのウキ釣りで、手のひらサイズのメジナが爆釣した良い思い出がある。メジナの塩焼き、煮付け目的でメジナ釣りに出かけた。果たして釣果は如何に。
メジナのウキ釣りタックル紹介
筆者は、池でのウキ釣りと基本同じタックルで、メジナを釣っている。
ただし、池の小物よりも引きが強い為、ラインはナイロンライン1号から2号に変更。
針も袖針3号~5号から、チヌ針1.5cm(号数分からず)に変更。
海でのウキ釣りの場合、予期せぬ大物が掛かっても、なんとか対応できる仕掛けにしている。
仕掛けは以下の通り
- ナイロンライン2号
- 玉ウキ6号
- 割ビシ中
- サルカン
- チヌ針1.5cm
竿は無名ブランドのカーボン製延べ竿3.6m。軽くて使いやすい。
1本あれば、海での釣りにも大活躍だ。
餌はオキアミのMサイズを使用。
五目釣り的に狙うなら、青イソメでも良いかもしれない。
メジナ釣りのつもりがカサゴ釣り
朝マズメに釣り場に到着。
メジナの魚影は見えないが、とりあえず堤防のヘチを探る。
早速、ウキがスっと入る。
合わせると、すぐに根に向かって行く。
これは、あの魚だな。だとしたら長期戦は不利。根に潜られる前に引っこ抜く!
釣り上げると、10cm程度の可愛いカサゴだった。
![](https://matituri.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_1882-1024x576.jpg)
可愛い。カサゴは味噌汁の具にすると美味しい。
しかし筆者は、小さな根魚はリリースすべきだと考えている。
回遊魚とは違い、その場に居着く根魚は、小さい個体まで釣りすぎてしまうと居なくなってしまう。
初心者の方で小さな根魚が釣れた時は、優しくリリースしてもらえるとありがたい。
![](https://matituri.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_1886_HORIZON-1024x576.jpg)
2匹目もカサゴ。先程より若干サイズダウン。
オキアミを丸呑みにして、根に引きずりこもうとしているのだろう。
カサゴのアタリは、浮きが大きく沈むので分かりやすい。
もう少しサイズアップしてくれれば、カサゴの味噌汁が食べられるのに。
メジナも良いが、カサゴ釣りが面白くなってきた。
そんな矢先、奴らの影が忍び寄る…
カサゴ釣りのつもりがアイゴ釣り
突然、海の様子が変わった。
奴らに気づかれたのだ。
オキアミを投入すると、どこからともなく、高速で寄って来る。
釣れたのは…毒魚アイゴだ。
![](https://matituri.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_1892-1024x576.jpg)
背びれと胸びれに強力な毒針を保持している。
初心者の方は、釣ったら決して素手で触らないこと。
メゴチバサミ等で挟んで、針を外すことをオススメする。
情報では「アイゴは終わって、チンタのシーズン到来!」って言っていたのに。
まだまだいるじゃないか。
その後も…
![](https://matituri.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_1895_HORIZON-1024x576.jpg)
アイゴ!
![](https://matituri.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_1899-1024x576.jpg)
aigo!
ちょっとサイズアップ。
アイゴの入れ食いとなった。
よし、分かった。そっちがその気なら、真剣にアイゴを釣ろう。
良型を釣って、塩焼きにしてやる。
アイゴは毒魚だが、毒のヒレを外してしまえばおいしく調理ができる。
しかし、釣れるのは小型ばかり。
しかし、小型でも入れ食いはやはり面白い。
延べ竿での釣りの為、小型のアイゴ相手でも引きが楽しめる。
これが海のウキ釣りの醍醐味でもある。
餌が無くなり、最後に釣れたのは、この魚。
![](https://matituri.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_1904-1024x576.jpg)
この日一番小さなカサゴ。
可愛らしすぎる。家で飼育したい。
最後に癒しをもらって、納竿となった。
まとめ
メジナはボウズだったが、カサゴとアイゴの入れ食いを楽しんだ。
どんな魚でも釣れれば楽しいものである。
残念ながら、食べられるサイズの魚は釣れなかったが、またリベンジしたい。
海釣といえばリール竿のイメージが強いが、延べ竿でも充分釣れる上に、引きが面白い。
初心者の方にオススメの釣法である。ぜひ試してもらいたい。
以上!これにて納竿!
コメント