以前より気になっていた、格安釣り具メーカーGoture(ゴチュール)そのゴチュールから、2023年の新作バスロッドが発売された。価格も手ごろだった為、早速購入した筆者。今回、ゴチュールのバスロッドを釣果と共にインプレして行く!
Goture バスロッド 1.83mスペック
以下がロッドのスペック
- モデル:602MS
- タイプ:スピニング
- 標準全長(m):1.86
- 仕舞(cm):94.8
- 継数:2本
- 標準自重(g):104
- 強度:M
- ライン(LB):6~18
- 適合ルアーウェイト(g):5.3~17.7
- 素材:グラファイト&カーボンファイバーコンポジット
カーボンの比率は表示されていないが、自重104gと軽量。
1.8m程度のカーボンロッドの中では、標準的な軽さだ。
ロッドの各部詳細
さあ、早速ロッドの細部を見て行こう。
ロゴ。何だかカッコいい。
ブラック&レッドのカラーリングもカッコいい。
リールシート。
安価なロッドに、良くある形状のリールシート。
しかし、リールの保持力は良好。
フィット感が高く、リールのガタつき等一切無し。
この価格帯のロッドとしては、充分に合格点。
次は、このロッドで筆者が非常に気に入っている部分。
ゴチュールの公式より「特別なスピゴット フェルール キャップ デザイン」とある。
この価格帯のバスロッドで、ここまで継ぎ目のフィット感が良い物は初めて。
公式にも「ワンピースロッドに匹敵する」と解説されているが、正にその通り。
これは大きなアピールポイント。
ガイド数は、5+ティップ。
こちらも安価な竿にありがちな、中華製ガイド。
ステンレスガイドのセラミックリングを採用。
これは至って普通。
各グリップ部は、コルクではなくEVA。
何故か硬めのEVAを採用している。
ロゴの裏には、このロッドのスッペクが一部プリントされている。
親切設計。
Goture バスロッド 1.83m 釣果と使用感
今回は、ウグイングとコイのルアー釣りに使用。
まずはウグイング。
問題なく魚は釣れた。
カーボン製で感度も良い。
しかし、20~30㎝程度のウグイ相手では、ミドルは硬すぎると感じた。
パワーが有り過ぎるのだ。
ロッドを立てるだけで、簡単に魚を寄せる事が出来てしまう。
つまり、魚とのやり取りが少ないまま釣り上げてしまうのだ。
何だか味気ない釣りになってしまう。
充分ウグイは釣れるが、ライトロッドの方が釣りの趣としては深い。
では、コイのルアー釣りはどうだろう。
実は、こちらが正解。
60オーバーのコイが、ルアーにHIT
今まで、コイのルアー釣りにはMLロッドを使用していた。
コイのトルクフルな引きに、MLロッドだとスリリングな釣りが展開される。
MLでも十分釣れるが、コイが自分勝手に走り、正直疲れる。
しかし、今回のMロッドだと、コイの挙動を上手くコントロールする事が出来た。
個人的に、このロッドでのコイ釣りは、非常に面白かった。
まとめ
この性能、スペックで、価格は驚きの3,198円
やるな、ゴチュール。
今までノーマークのブランドだったが、これから要チェックだ。
筆者としては、淡水の大物釣り、コイやナマズ、ライギョなどに使いやすいと考えている。
パンコイ専用竿としても良いかもしれない。
安価で高強度なバスロッドをお探しの方は、是非お勧めだ。
以上!これにて納竿!
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