日頃から、ニゴインガーとして活動している筆者。それなのに、ニゴイを「食べたことがない。」というのは如何なものか。昔は貴重なタンパク源だったとか。また、ヒラメの代用魚として使われた歴史があるとか。また、かまぼこの原料に使われていたとか。とにかく有用な魚ということなので、食べていこうと思う。
まずはニゴイを釣る
今回は捕獲が目的なので、対ニゴイ最強ワームを使用していく。
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![](https://matituri.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_2296-1024x576.jpg)
クローワームをキャスト。
まあ、あっさり釣れるよね。
家に持ち帰り、捌いて行く!
ニゴイを捌いて行く!
![](https://matituri.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_2439-1024x576.jpg)
50cm程度だろうか。
立派な個体だ。
まずはウロコを剥がしていく。
この大きさの魚は、包丁で剥がすのは手間がかかるため、ウロコ取りは必須。
次に頭を落とし、内臓を取っていく。
臭みが残らぬよう、腹の中の血合いもしっかり取り除くことが望ましい。
次に三枚おろし。
おろすときの難関は「背骨から肋骨を切り離すこと。」
ここがかなり硬い。出刃包丁で切断してもいいが
筆者は調理バサミ使用する。
ハサミを使用したほうが、簡単で安全に切り離す事ができる。
三昧におろせた所で、皮を引いて作業は終了。
ニゴイといえばこの調理法
ニゴイはとても小骨が多い魚である。
しかも今回の個体は、50cmを超えている。
骨も相当硬いはずだ。
骨切りをして、天ぷら、フライもいいが、筆者は骨切りが面倒くさい。
そこで今回は
塩焼き
煮付け
に挑戦する。
上記の調理法ならば、骨を取りながら食べられるため、骨切りの必要がない。
早速調理していく。
塩焼きは、うっかり食べてしまって画像がないが、煮付けは以下のような感じ。
![](https://matituri.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_2440-1024x576.jpg)
塩焼き、煮付けともにうまい。
臭みもクセも無し。
蛋白でとても美味しい白身魚だ。
まとめ
ニゴイは美味い。
ただし、釣った環境は大きく作用するかもしれない。
今回は、比較的綺麗な河川で釣った個体を食べてみた。
さらに血合いの処理、皮引きを徹底したことも、臭み消しに繋がっていたと思う。
ニゴイは釣るのも楽しいが、食べても美味しい魚だ。
皆様も綺麗な水域で釣ったニゴイは、食べてみることをオススメする。
ただし、しっかり火は通す様に。淡水魚は寄生虫が怖いからだ。
以上、これにて納竿!
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