ワームは、様々なリグ(ワームのセットの仕方)が存在し、そのシステムは非常に複雑だ。今回著者が提案するのは、簡単な「ジグヘッドリグ」である。これさえ覚えれば、初心者でもワームで魚が釣れること間違いなしだ。皆さんも、都市河川での釣りに是非使用してもらいたい。
ワームとジグヘッドとは?
「ワーム」とは軟質プラスチックで出来た疑似餌のことだ。
以前レビューしたスプーンと同様に、万能に釣れるルアーとして知られる。
形状、カラー等様々だ。
狙う魚によって、専用のワームも存在する。
「ジグヘッド」とは、針とオモリが一緒になった、ワーム用の釣り針のことだ。
こちらも色々な種類がある。
主にヘッド(オモリの部分)の形状が2種類存在する。
一つは「ラウンド型」球状のオモリ。
もう一つは「ダート型」三角形状のオモリ。
「ラウンド型」はオールラウンドな動き。
沈下速度も比較早く、タダ巻き、上下の動きも入れやすい形状だ。
「ダート型」は左右にスライドする動き。
どちらを使うかは、完全に好みだ。
著者はあまり気にせず、両方使用している。
これだけあれば充分釣れる!ワーム2種
著者が使用しているワームを紹介する。
都市河川や小河川、用水路でルアー釣りをするなら、以下の2種で十分だ
- 2インチ(2.54cm)
- 3インチ(7.62cm)
2インチのワームは、アジ・メバル用や、ソルトライトゲーム用の物を用意すれば大丈夫だ。
3インチワームはブラックバス用のシャッドテールを著者は愛用している。
カラーはパールカラーやグロー(夜行)など、ホワイト系をメインで使用。
ほかにもピンク系や、オレンジ系も釣れるカラーだと思う。そこは気分で変えている。
最近では、アジ・メバル用のワームが100円均一でも発売されている。
著者も愛用しているが、十分に釣れる性能を有している。
これだけあれば釣れる!ジグヘッド3種
著者が使用しているジグヘッドの、重さと型を紹介する。
- 1.5gダート型ジグヘッド
- 2gラウンド型ジグヘッド
- 3.5gラウンド型ジグヘッド
以上のジグヘッドが、それぞれの大きさのワームに対応している。
1.5g・2gに対しては、2インチのワームを使用。
3.5gの対しては、3インチのワームを使用。
釣り人によってジグヘッドとワームの組み合わせは様々あると思う。
著者はこの3セットで十分で、都市河川にて十分な釣果を出している。
また、ジグヘッドも100円均一で発売されている。こちらも性能は十分で、著者も愛用している。
ジグヘッドにワームをセットする方法
ここからは、実際にジグヘッドとワームの使用方法を解説する。
非常に簡単なので、すぐに覚えられるはずだ。
- セット後にワームが真っ直ぐになることが重要。その為、針を抜き通すおおよその位置を決めておく。
- ワーム先端中心から針を入れ、あらかじめ決めた位置から針を抜き出す。
- 写真のように、まっすぐセットできれば大丈夫だ。ワームが曲がっていると、本来の泳ぎにならず、不自然な動きとなってしまう。魚のヒット率にも影響するので注意したい。
以上がワームをジグヘッドに装着するコツだ。
少し慣れが必要だが、トライしてみてほしい。
ワーム+ジグヘッドの釣り方
セットが完了したら、早速釣っていく。
- ワームをキャストしたら、ボトム(川底)に着底するまで待つ。
- 着底したら、ワームをゆっくりとリトリーブ(リールで巻き取り)する。
- コツはワームをボトムに付け、ゆっくり引いてくる事。
著者はこのように、ワームでボトムを探るようにしている。
ワーム+ジグヘッドは、他のルアート比べて根がかりのリスクが少ないことが特徴。
強気にボトムを攻めることができる。
特にニゴイやナマズは、ボトムをズル引きした時に釣れることが多い。
ニゴイは元々口が下についており、川底の生物を捕食しやすいように、体の構造が出来ている。
その為、ワームでのボトムズル引きは、ニゴイングでは理に叶った釣り方と言える。
ニゴイ、ナマズともミミズでもよく釣れる事から、ワームへの反応が良いとも考えられる。
まとめ
「ワーム+ジグヘッド」は本当に釣れるルアーである
著者の心の師、西野先生も無人島に持っていくルアーとして「スプーン」「ワーム+ジグヘッド」「メタルジグ」の3種類を挙げ「これらのルアーがあれば、無人島で生き延びて行く自信がある。」と話している。
著者もスプーンやスピナーで魚が釣れなかった際、ワームに変えて釣果を出したことが何度かある。
初心者も、タックルボックスに用意しておいて損はないと思う。
他のルアーと比べて、比較的価格が安いことも、初心者にはオススメ。
根掛りや、ルアーロストを恐れずにボトムを探ることができる。
「ワーム+ジグヘッド」を活用し、楽しい都市河川ライフを送って欲しい。
以上!これにて納竿!
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